持ち物を半分に減らしてみよう!

注意資源の浪費を抑えよう

長年社会人生活を送ると、いろいろな「もの」が部屋に溢れていませんか?

コロナ禍で家で過ごす時間が増えて以降、目障りに感じるようになった人も多いのではないでしょうか。

ご存知の方も多いかも知れませんが、部屋に「もの」が溢れていると私たちの「注意資源」が奪われてしまいます

注意資源とは心理学用語で、人が何かに対して意識を集中させる際に消費される、脳のエネルギーのようなもので

意識を向ける対象が多いほど、また、複雑な作業を行うほど、激しく消費します。

部屋がごちゃごちゃしていると

会社で疲れて帰ってきて、さらに家でも脳のエネルギーが消費されて疲れが蓄積されることになってしまいますね。

部屋の「もの」を減らして視覚からインプットされる情報を少なくして、注意資源が枯渇しないようにしましょう。

断捨離にはいろいろあるが・・・

断捨離については数多く紹介されていますが、自分に合う方法を選びましょう。

「こんまりメソッド」の「もの」触った瞬間に「ときめき」を感じるかどうかで判断するのは有名ですが、

果たして50代のおじさんが「ときめき」を感じるか・・・心配です。😅

一方で、臨済宗住職 川野泰周氏の「半分、減らす。」で紹介されている「三つに分ける整理術」は

大変分かりやすく、「ときめき」を感じにくいおじさんでも実践しやすそうです。😁

「三つに分ける整理術」について少しだけ紹介させていただくと、

部屋にあるものを

  1. 使う頻度が最も高い「一軍選手」
  2. 使う頻度は高くないが、取っておきたい「二軍選手」
  3. ここ三年以上使っていない「三軍選手」

に分けて、三軍選手は、数日間段ボール箱の中で寝かせた後に処分するというものです。

50歳を過ぎると、1年以上使っていないものは翌年も使わないと実感することが多いのではないでしょうか。

そこで、3軍選手を1年以上使っていないものと定義して、段ボールに入れるまたは部屋の隅に移動させましょう

数日後に捨てるのに抵抗がなければ、迷わず手放しましょう

実際にはメルカリやハードオフで売れるものは売り、残りは捨てることになります。

ただし、メルカリなどで価格交渉をしすぎると時間と労力を浪費することになるので、注意しましょう。

高額商品を手放すには

仕分けしてみると

3軍選手の中には、ボーナスなどで自分のご褒美として買った高額商品も多く含まれていることがあります。

これらを断捨離で手放すには本当に勇気がいりますよね。

しかし、手放さずにおくと、心の何処かにせっかく高いお金を出して買ったのだからいつか使わなきゃ・・

との心理的ストレスがさらに加わります。

高額商品を断捨離する時は、2度と浪費をしないために強烈な記憶として心に刻み込むようにしましょう。

それには、

断捨離する「もの」を購入金額とともにリストアップすることが効果的です。

価格は詳細に調べる必要はなく、記憶にある程度でいいです

ちなみに、私の場合ですが

ヴァイオリン160万円
ロードバイク70万円
自作パソコン35万円
プレステ56万円
Apple系ガジェット(HomePod、Apple TVなど)15万円
DIY工具 50万円
キャンプ道具10万円

で総額約300万円!!🙀

ヴァイオリンやロードバイクは若い頃から相当程度使っているので、全くの浪費とはならないかもしれません。

それ以外のものは、ここ数年で買ったもので使用頻度もさほどありませんでした。

「もの」が増えても心は満たされないとよく言われますが、本当にその通りだと実感しました。

最近出番がないロードバイクは中古自転車として引き取ってもらいました。

ヴァイオリンは非常に愛着があったのですが、弾かなくなって20年以上経過したので

これから始める人に譲ろうと思ってたらこんなサイトを見つけました。

https://share.atsumari.co.jp

楽器をシェアするサービスに登録して使ってくれる人を探してみます。

話が少しそれてしまいましたが、

高額承認の断捨離は購入価格ベースで半分にしてみましょう

きっと、想像以上に気持ちよく部屋でくつろげるようになることでしょう。

高額商品も捨てたわけではなく、誰かが使ってくれていると考えると気持ちが楽になります。

皆様も、 まず部屋においてあるものを半分に減らすことから始めてみませんか?

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